訪問診療とは、当院への通院が困難になった患者さまに対して、医師がご自宅に定期的に訪問して診察するものです。
患者さま一人では身体的制限で移動できない場合や(家が階段のない集合住宅の3階にある場合)、認知症を患っている場合など、当院への通院が困難である場合が対象です。
また、高齢化に伴い、特に慢性心不全の患者さんが増加しており、ご自宅での心不全治療が求められています。当院では、循環器内科医が訪問診療を担当しており、きめ細やかな薬剤の調節を心がけています。末期心不全の患者さんを含め、患者さんがご自宅で安心して生活できる環境を目指しています。
かかりつけ医として、訪問看護ステーションと連携しながら、24時間対応できる体制を整えております。
往診とは、救急車を呼ぶほどではない症状がある際に、かかりつけ医が訪問による診療を行うことです。
定期的に訪問診療を行っている患者さまが対象です。お電話で相談していただきますが、医師が重篤な症状と判断した際は、高度医療機関での診療をお願いする場合があります。
往診日や往診時間によって費用が変わります。
※採血や交通費、緊急の往診を行った場合などは、別途追加となります。